麻生建築&デザイン専門学校
卒業進級制作展2021

デザイン分野 卒業・進級作品DESIGN FIELD

クリエイティブデザイン学科-プロダクトデザイン専攻

3Dプリンター・段ボールで作る_子ども用の車!

作者:空閑三華、外村美樹、Dinh thi dieu Xuan

所属学科:クリエイティブデザイン学科-プロダクトデザイン専攻

愛されたい!そんな願いを込めた学びの集大成

 大人からも子供からも愛される(LBE_loved by everyone)ということをコンセプトに、TOYOTAのRAV4をモチーフにした子ども用の自動車です。

私たちは、デザインを中心とした①パソコン上のモデリング(3次元モデル)、デザインした①を活用し形にした②3Dプリンターで作る3Dミニ模型、③段ボールモデル。2年間の集大成としてこれら3つを制作しました。

3次元モデル

モチーフのTOYOTA RAV4の高さを約1.5倍伸ばし完成イメージを作成しました。

〈 アピールポイント 〉
 ・うさぎデザインのタイヤのホイール
 ・インパクトのある大きいハンドル
 ・大人っぽいデザインのシート

3Dミニ模型(1/3スケール)

寸法:幅×長さ×高さ=180×290×165(mm)

〈アピールポイント〉
 ・LEDで光るライト
 ・後加工ありとなしで分けたボディー
(3Dプリンター出力後、右半分をやすりで表面を滑らかにし、塗装しました)

3Dミニ模型の詳細

 この作品は1つめの作品である3次元モデルのデータを使っています。
 3Dプリンターは下から上に層を作りながら出力されるのが特徴です。無理のない出力ができるように形を修正し、また一つのパーツに対する失敗・時間の負担軽減のためパーツ数を増やして制作しました。

(プリンター総出力時間:約70時間

段ボールモデル

寸法:幅×長さ×高さ=575×970×435(mm)

〈アピールポイント〉
 ・カッターによる手作業
 ・きれいな段ボールの断面
 ・クラクションが鳴るハンドル
(小学生までの子供が実際に乗れる大きさです)

段ボールモデルの詳細

 この作品も1つめの作品である3次元モデルを活用しています。3次元モデルから段ボールの厚み(5mm)ずつ、断面図を作成しています。
 3Dプリンターの特徴である積層を断面図に沿って切った段ボールで表現しました。ボディーを10個に分け、測って切って貼る!この作業を繰り返し出来た 合計 461層 のモデルです。

MESSAGE

 3Dプリンターは出力中、異変がないか見続けなければいけないため、放課後夜遅くまで作業を続け、また休日も段ボールを切ったり、パソコンを扱ったりと、卒業制作で頭がいっぱいになる1年でした。。。
クラスのみんなや先生方にもたくさん協力していただきました!ありがとうございました( ノ;_ _)ノ

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