
Beaulo

méduele ~メデュエル~ (original car)
環境創造みなまた~もやい直しの複合施設~

WoWochi 倶楽部

SPERO-スペロ-

MEME-CON 遊びに無駄はいらない。

メンズコスメ「&do」

アロマワックスサシェ専門店『てんしのといき』

広告デザインと撮影<たこ焼き居酒屋 粉つぶら>

水俣病問題から、65年たった現在でも水俣に偏見をもっている人がいる。また、水俣病で未だに苦しんでいる人もいるのが現状だ。水俣病の経験から自然環境を大切にする取り組みが多くなされてきたが、その自然と触れあえる施設がまだ見当たらない。そのうえ少子高齢化も進み、水俣の魅力を後世に伝えることができていない。 私はこの計画を通して、かつて人と人との関係、自然と人との関係が壊れてしまった水俣で、水俣病問題と正面から向き合い、人と人が支え合っていることを感じることができる複合施設を提案する。
“風&光” 正面にコーニス照明型の壁を一面に設け壁に隙間を設ける事により風の通り道をつくる.風が入ってくる事により、施設内の換気と屋上の農園へと風を導く。 “山” 施設内の各フロアを傾斜にすることで山を表現した。 加えて植栽等を様々な場所に配置することで山中を散策しているような気分を感じさせる。
水俣は地中海のような温暖な気候や豊かな自然から育まれた新鮮な海の幸やこだわりの山の幸が魅力な地域。 伝統的な底引き漁では、不知火海を代表する恋路カキ、アシカエビや太刀魚などの海の幸が水揚げされている。また、九州山地に囲まれ肥沃な土壌にも恵まれており、ブランド品でもあるデコポンや甘夏などの柑橘類が有名である。 そんな水俣で獲れた豊富な食材を使った料理教室やレストランがあることで観光客や地域の子供たちが地元の美味しい食材に触れつつ生活していくことができる。
水俣病から環境を大切にする地域となり国の環境モデル都市として認定された。この背景には、市民の努力の積み重ねがあった。 その取り組みをこの施設のイベントスペースでアピールし訪れた人たちに水俣の良さを伝える。 また、環境の取り組み以外に水俣には潮風をうけて不知火海を望む絶景の海の温泉やノスタルジックな魅力に癒される山の温泉など観光も楽しむことができる為、その場に行きたくなる写真や映像などのイベントをこのスペースですることで水俣の良さを感じてもらう。
水俣は明治より力を入れている林業の魅力も持っている。 裸足になって全身を動かし手先を使うことで、敏捷性(動作や判断の素早さ)・平衡性(身体や心の安定)・巧緻性(手先の器用さ)が鍛えられ様々な心身の発育・発達を促す。 幼児期・幼少期にできるだけたくさん体験させたい身体活動が自然とかなう環境である為、価値ある時間を体験できる。