デザイン分野 卒業・進級作品DESIGN FIELD
LUNAR CRUISER
JAXA×TOYOTA
1961年から1972年にかけて実施されたアポロ計画から、約50年の月日が流れた。現在再び人類が月を目指し、各国が宇宙開発に力を入れている。 そこで日本の宇宙開発の中核を担うであろう、JAXAとTOYOTAが共同で開発を進める月面用有人与圧ローバー、LUNAR CRUISER(ルナクルーザー)をモデリング致しました。
Side View
制作にあたり、参考資料が少なく各パーツの再現に大変苦労致しました。 サイドの筒状のパーツは、月面ソーラーパネルを展開収納するための機構を再現したものです。
Front View
車体上部のパーツは円盤状アンテナ、棒状アンテナからなる4つのアンテナを再現したものです。
Back VIew
背面部の15個からなる円状のパーツは、ルナクルーザーのエネルギー源である燃料電池を再現したものです。
ラクダとタイヤ
月面はレゴリスと呼ばれる砂や塵のような物体に覆われており、通常のタイヤで走行することは難しい。 そこで環境が似ている、砂漠に生息するラクダの肉球から着想を得た珍しい形状になっている。その為ほかのパーツに比べ、タイヤやホイールの作成は特に苦労した。