麻生建築&デザイン専門学校
卒業進級制作展2021

デザイン分野 卒業・進級作品DESIGN FIELD

クリエイティブデザイン学科-ビジュアルデザイン専攻

メンズコスメ「&do」

メンズコスメのブランディング

韓国アイドルやジェンダーレス タレントの活躍により日本にも男性が化粧をする文化が広まってきました。 ですが、まだまだ日本では男性が化粧をするのには抵抗があり、化粧品売り場も女性に向けられたコンセプトのものが多いです。 そこで今回、男性もチャレンジしやすいメンズコスメのブランディングをしました。

シンプルで機能性のあるパッケージ

既存のメンズコスメは黒いものが多いので清潔感と売り場での存在感を考え白を選びました。 メイク初心者は何を買えばいいのか、どうやって使うのかがわからないと思ったので、番号をつけその数字をそろえるように買うとメイクができるようにしました。また、使い方を箱の側面に入れることでパンフレットを取ってもらえなくても使い方がわかるようにしました。 箱には化粧品の名前になじみのない男性でも読みやすいようにカタカナ表記にしました。

写真

既存のメンズコスメパンフレットはメイクしたモデルの写真がほぼ使われておらず、商品説明や使い方が主に載っていました。それでは化粧品の使い方や意味は分かっても、メイク後のビジョンが想像しずらいのではないかと考え、メイクしたモデルの写真を多く取り入れることにしました。

実際に販売する時には、売り場にも気を配りたいと思います。現在、メンズコスメが売られている場所はキラキラしていて、女性用の物が多く女性客も多いです。これでは化粧を始めようと思う男性が恥ずかしくてゆっくり見られなかったり、近づきにくい環境だなと思います。そこで、男性向けの服屋、スーツ売り場、もしくはメンズコスメのみを取り扱っているお店などに置いて貰えるようにしようと思います。そうすれば男性客も近づきやすいし、服を買いに来たついでに身だしなみとして化粧品を見ようという人も現れてくると思います。




 


MESSAGE

麻生でのデザインはこれで最後です。専門学校に通わせてくれて、ここまで育ててくれた両親に感謝を伝えたいと思います。4月からデザイナーとして働けることになったので、1から勉強のつもりで頑張りたいと思います。
つっこみどころは沢山あると思いますが、最後まで見ていただきありがとうございました!

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